
企業は、厳しい環境で限られた人員で選考をこなさなければならない。手抜き、判断ミスは許されない。と言うものの、人事担当者も人の子である。細心の注意を払っても、短期決戦の採用選考では逸材を見落すことだってある。
学生にとって一番こわいことは、自分の本質が伝わらないまま、落とされてしまうことだ。じっくり時間をかけられない選考では、直感的に判断されてしまう傾向が強い。その中で、勝ち残っていかなければならないのである。
通り一遍のマニュアル的回答では本質のかけらも伝わらない。当然、ご縁がありませんでしたと涙を飲むことになる。
まず素顔でぶつかることだ。面接官の質問をしっかり受け止め、それに対して自分の気持ちを熱く吐露することだ。事前の作文を読み上げるような回答はバッサリ切り捨てられることは言うまでもない。
中でも一番失敗の多い事例は、言行不一致である。意欲を示そうと気合を入れて話しても、目線が定まらない曖昧な態度では面接官には背伸びとしか映らない。
面接に臨んだら、熱い気持ちを自分の言葉で伝えることである。知らないことは知りません、わからないことはわかりませんとはっきり言い切り曖昧な態度をとらないことだ。これさえできれば、怖いモノはない。
背筋を伸ばし、ハキハキとした態度で、「わたしはこういう学生です」と自分の気持ちをぶつければ、面接官は安心して間違いのない判断をしてくれる。