
いよいよ就職戦線も本番突入である。厳しい環境ながら、コアの人材確保に向けしのぎを削っている。
特に今年の採用戦線は、スタート時期が2か月遅くなり十分な採用広報ができないまま本番突入である。知名度、人気度の高い企業に学生が集中しがちである。それらの企業がお互いに牽制しあって学生の確保に熱が入ってくる。
学生から聞き取りをすると、4月上旬は、連日2〜3社の筆記や面接が予定されている。今年も相変わらず、厳選採用の一言につきる。取りこぼしを避けるため、執拗な志望確認と拘束をかけてくるのは必至である。選択を一つ間違えれば、本命企業の選考までフイにしかねない。気がついたら持ち駒がなくなっていたということさえありうる。
いまの内に、受験企業の志望強度を確認して優先順位をつけておくことだ。昨年度の志望企業の内定出し状況がどうであったか調べておくことも必要である。上手くスケジュール調整しないと取り返しのつかないことになりかねない。
また、金融関連各社はライバル他社の進行具合によっては巧妙な拘束を仕掛けてくる。いままで1、2度の確認面接で内定が出ていたところでも、はっきりした内定告知をしないままずるずる引っ張る拘束まがいのことが行われる可能性も高い。
「この学生は他社へは逃げないな」と感じ取れば、拘束なんて意味がない。当然拘束はゆるくなる。そのためには、先ず相手を安心させることだ。面接直前に自己暗示をかけて、ライバル他社を脳裡から追い出し、その企業を心から好きになることだ。
面接終了後、気分をリセットして次の企業へと意識を切り替えればいい。